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伯耆大山・弥山(ほうきだいせん・みせん 1709m) 

2012/6/2〜3

夏山登山口 〜 八合目  2時間25分
八合目 〜 弥山山頂  30分 
弥山山頂 〜 元谷分岐  1時間10分
元谷分岐 〜 大神山神社  1時間

難易度 ★★☆☆

 
前夜祭のたいまつ行列に参加して、幻想的な風景の一部になった翌日、5:10に宿を出発。

登り始めると、軽装の若者が次々と下りてくる。真夜中に、山の中腹にチラチラしていた灯りの
正体が分かりました。残念ながら、ご来光は見えなかったそうです。

コースはほとんど階段で、階段が苦手な私は遅れてしまいます。でも、六合目あたりから景色が
開け、イワカガミなどのお花を楽しみながら歩きます。山頂付近の特別天然記念物ダイセン
キャラボクの大群落は素晴らしく、赤い実のなる季節にまた訪れてみたくなりました。

弥山からは360度の大パノラマです。滑落事故が多いという剣ガ峰〜天狗ガ峰への縦走が、
禁止になったのは残念ですが、双眼鏡で剣が峰の方位板?を確認しました。

山開きの神事は10時からですが、宿のおにぎりをいただき、8:40に石室経由で下山します。
登ってくる人がひっきりなしで、思うように進みません。五合目の手前で元谷経由大山寺コース
に入ると、静かな歩きとなります。大山の林は、西日本一のブナ林だそうで、緑緑緑・・・

元谷からは、少し雲のかかった大山北壁と、稜線の弥山〜剣ケ峰〜天狗ケ峰〜三鈷峰が見え
ました。大神山神社に下りつき、昨夜の参道を通って宿に到着。お風呂に入って大山ソバを
いただき、大山町に別れを告げます。

神戸から参加のHさんを米子駅まで送り、帰路につきました。往復運転のO君お疲れ様でした。
初めての中国地方の山は、心に残る山旅でした。皆さん、ありがとうございました(^-^*)

   
5:10、今日も頑張るぞ!と宿を出発。南光河原駐車場口で登山届けを提出して5:18に大山夏山登山口を発つ。  
   
登山道には合目柱があり、ヤマツツジ?咲く四合目。避難小屋のある六合目には展望案内板があり、大山北壁も迫る。 
   
登山口から2、5時間で、下界を見下ろす八合目。ダイセンキャラボクも多くなります。大好きなイワカガミも咲いています。  
   
崩壊しつつある北壁。弥山が近いです。ダイセンキャラボクの保護のため、山頂付近は木道が廻らされています。 
   
八合目から30分で大山頂上碑に到着。碑には1710.6Mと
あるが、三角点は隣のピークで、行く手にはロープが張ら
れている。最高峰は剣ガ峰の1729m。ここ弥山は1709m。
   
弥山からは素晴らしい眺めです。北にはふもとの伯耆町はもちろん、遠くには日本海も見えてるはずですが、空と合体? 
   
東には隣の三角点ピーク、剣ガ峰、槍ガ峰、烏ケ山、蒜山、蒜山高原かな?そして雲海 
 
 
 大賑わいの山頂をあとにして、木道を周回します。石室の先にはまだ氷が残っており、タオルで包んで首を冷しました。
   
登山道は山開きに参加する人の列で、離合が思うように
できません。五合目手前の分岐を右に進み、元谷経由で
下山します。
 
 
新緑の中を30分下ると、北壁から落ちてきた土砂が広がる
川原があります。元谷です。振り返ると、弥山〜
三鈷峰
続く約2キロの稜線がそびえます。雲がかかっています。
   
川原を横断して、大山寺への看板を進みます。看板から15分で、昨夜の喧騒がウソのような静かな大神山神社に到着
   
大山寺の山門を左に見ながら参道を下ります。宿に帰ると、嬉しいことに「大山登頂記念」の証書をいただきました。







米子駅でHさんと別れ、
帰路につきました。

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